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一人芝居『私』

―発達障害の理解を深める―
発達障害をテーマに大阪で初演を迎え、東京、ソウルなど、多くの場所で依頼公演を受けた一人芝居を、毎月東京でロングラン公演します。
終演後は、ゲストスピーカーとして日々発達障害と向き合う現場の方々をお招きし、様々な側面から作品を読み解きます。
【ストーリー】
ある日、私の家に訪ねてきた、もう一人の“私”と名乗る人物。
「あなたの有効期限が切れましたので、更新にやってきました」“私”は、そう私に言った・・・。
来年から社会人となる男子学生の‟私“は人間関係において不安を抱えていた。他人の言っていることが理解できない時がある、自分は人と少し違う、このまま社会へ出ていく自信がない・・・そんな悩みを抱える‟私”の元へ、自分そっくりの男(もう一人の私)が訪ねてくる。男は‟私“の取り扱いが可能になる説明書(マニュアル)を‟私”に渡し、人とのコミュニケーションの仕方を教える。自分のマニュアルを手に入れた‟私“は次の日から上手く生きていくことが出来るようになるが、ある日を境にマニュアル化されたコミュニケーションに疑問を感じるようになる・・・
『私』チラシ表.jpg

発達障害当事者にしてモンゴルズシアターカンパニー代表、

増田雄が手掛ける一人芝居。

「発達障害を捉えやすく、

また誰もがぶつかる問題に挑む新感覚テーマ」

増田雄が迫真の演技で魅せる!

仮チラシ.jpg

一人芝居『私』とは?

現在、発達障害はある程度認知され、多くの企業や教育機関でも浸透しつつあります。しかし、それには大きな落とし穴があります。それは、〝発達障害〟という目には見えない障碍をマニュアル化し、人間の行動パターンを決めつけていることです。本作では、発達障害に関する間違った理解を演劇を通して楽しみながら学んで頂くものです。

About

​お客様の感想

Impressions

ペンギン.png
Gallery

●お芝居を通して、発達障害を持つ人の生きづらさを、頭で理解するのではなく心で感じるので、座学のセミナーよりもダイレクトに心に響いてきました。
企業研修などでオファーがあるのも納得。私や息子が当事者として感じてきた感覚と通じるものがあり、発達障害を持つ人の”生きづらい感覚”って似てるんやなぁ、みんな同じような感覚を抱きながら生きてるのかもと、勝手に親近感を抱きながら見ていました。
当事者にとっては、すごく共感できるお芝居なんじゃないかなと思います。たくさんの方に見て頂きたい作品です。

(絵本『そらをとびたかったペンギン』作者 申 ももこ さん)

http://ur2.link/2dsW

​●発達障がいの生き辛さを、ストーリー仕立てで、 演技を通してみると、すごいわかりやすくて、 面白かったです。 一人芝居「私」のラストに、主人公が「泳ぎの苦手な魚の話」を語るのですが、 これもまた絵本にしてほしいくらいに素敵なお話でした。 物語の中に物語があるって、どんだけ創作力があるんだー、 と、増田さんの才能にただただ驚くばかりでした。 会場がこじんまりとしたスペースということもあり、 迫力ある演技が間近で見られるのも魅力でした。

●アフタートークで この一人芝居「私」脚本を創作したのは、 5年前に、某国家資格者(障害支援の専門家)の新人研修向けに、 依頼されたのがきっかけだと知りました。 新人の支援の専門家さんたちは、 障がいについての机上の知識は豊富だけど、 支援対象の人たちと、リアルに関わったことがない。 だからこそ、現場に出る前に、演技を通して、 リアルを感じてもらうために創作した。 (なるほど、だから難しい言葉もなくて、わかりやすいのかと納得)

●増田さんは数ある作品を手掛ける中で、5年間、 ずっーと演じ続けているのは、一人芝居「私」だけ。 増田さんの、一人芝居「私」に対する 意気込みが感じられました! 一人芝居自体を初めて観劇したのだけど 一人の役者さんで、何役も演じ分けていく面白さもあり、 一人芝居「私」にはまりそうです。 今度、長男と観に来たいと思います。

●ストーリーと演技に引き込まれました。発達障害を劇という形で表現するという発想がすごい!想像以上のクオリティーで驚きました。 社会的なメッセージも込められていて、幸せに生きていくためには、何を大切にしたらいいのか改めて自己を見つめる貴重な時間をいただきました。 当事者の方、教育関係者や保護者の方などたくさんの方に観ていただきたい作品だと感じました。 また、アフタートークのお話も、当事者の実体験、そのときの感情などを教えていただき、とても興味深かったです。 アフタートークがあることで、芝居の余韻がさらにいい方向へまとめあげられたような気がします。

●予想以上によく理解でき、本当に来て良かったです。なかなか理解されない「発達障害者の世界」をうまく表現していて、今後もこのような芝居はわかり易く、大変有効な表現だと思いました。現実的に治療法につながる本日の内容でした。 再度のアンコール講座を心からお願いします。

●お勉強会でもお説教でもなく、とてもよかったです。多様性をずっと思い、特に日本(みんないっしょ)であるから苦しいのかと 考えてきました。国外の状況も知りたくなりました。 

●発達障害(生きづらさ)について、このようにわかりやすい話が聞ける機会が必要だと感じました。 
●演劇を芸術表現と考えていたが、こうした対社会的、実用的なアピール活動として実践するのに驚きました。

●福祉の専門家ではない方のわかり易い共感を持ちやすい話でした。 また何か機会があれば、職場の皆にも見聞きしてもらいたいと思いました。
●初めて発達障害について聞かせていただきました。親子代々で感じ取れるものがあり、前向きになれそうで嬉しかったです。 友人達にも伝えてみたい。
●私自身も発達障害なので、同じような体験をされた方についての話を聞けたのは興味深かったです。
●私の知り合いに発達障害を持った人がいるのですが、ほんとに苦しんでいて、もっと理解する人が増えたらいいと思います。 私ももっと理解を深め、広げていきたいと思います。
●診断を受けたら許される、受け入れられることなら、その前から受け入れてあげればいいのに、というのは本当にその通りだと思います。 とはいえ診断がつくことでわかることもあれば、楽になることも確かで、どうやって診断をうけてもらえるかも考えたいと思います。

​毎日新聞にも取り上げられています。

増田雄さん

大阪市内で毎日演劇を 多彩な会場で取り組み

増田さん毎日新聞.png
​写真は 一人芝『私』 の出演風景。
​毎日新聞ホームページにも掲載されています。
https://mainichi.jp/articles/20180925/k00/00e/040/146000c?fbclid=IwAR372PF_npE_wpv-vGIub3vZ9od_uDcD3A9_iX4bM9nYi87GeYkY0VbhjQc
毎日新聞2018年9月25日 08時39分(最終更新 9月25日 08時39分)
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Profile

​作・出演 増田 雄

増田雄 写真.jpg

演劇プロデューサー・劇作家・演出家・俳優。
モンゴルズシアターカンパニー代表。
1987年生。三重県出身。多摩美術大学映像演劇学科卒業後、一年間イギリスへ留学。2015年、株式会社パソナグループで出会った社員とモンゴルズシアターカンパニーを立ち上げこれまでの演劇にはなかった作品受注型の創作メソッドを確立。

精神科医や剣術師範、オーケストラ、バンドマン、カウンセラー、建築家、画家、料理人、大学教授、ダンサーなど、異業種とのコラボレーションを得意とする活動は様々な場所で大きな反響を生む。

2017年は年間で40本以上の依頼企画を手掛けている。

代表作に『モーツァルトとマリーアントワネット』(主演 宮地真緒)、『ドヴォルザークの新世界』(主演 なだぎ武・山田菜々)、『鼠』(劇王天下統一大会2015関西代表作)、『ジョルジュ・サンド』(演出 三木章雄、主演 三矢直生)、発達障害啓発芝居『私』(企業研修向け)など。

2018年12月には、南紀白浜・アドベンチャーワールドのナイトマリンファンタジー『UNISON』のパフォーマンス演出も手掛け、テーマパークにも力を入れている。

公演のご依頼

【モンゴルズシアターカンパニー】

mongolstc@gmail.com
050-3699-3171

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